黒澤明の映画「生きる」で志村喬が劇中で歌った歌です
最近HALCALIがカバーしてCMソングになってますね、都会的で今風な感じになってます
なんか若い人が歌うと青春ソングで、ちあきなおみさんや森繁さんが歌うと悲しげな人生教訓のような歌になります
悲しくて美しい唄だと思うので、人生の酸いも甘いも経験した歌手が歌った方が説得力あるように思います
でも、こんなにポップにされると聴きやすくて耳に残ってうれしい半面、あの名曲がなんかアホッぽい感じになってしまって複雑な感じです
一番心に残ってるゴンドラの唄は「生きる」での志村喬が歌ったシーンです
あの切羽詰まった苦しくて苦しくて辛く歌っているのが印象的です
以下Wiki
「 ゴンドラの唄 」(ゴンドラのうた)は、1915年 (大正4年)に発表された 歌謡曲 。 吉井勇 作詞。 中山晋平 作曲。
芸術座 第5回公演『その前夜』の劇中歌として生まれ、 松井須磨子 らが歌唱、大正時代の日本で流行した。
歌詞抜粋
いのち短し 恋せよ 少女
赤き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の冷えぬ間に
明日の月日はないものを
いのち短し 恋せよ 少女
いざ手を取りて彼の舟に
いざ燃ゆる頬を君が頬に
ここは誰も来ぬものを
いのち短し 恋せよ 少女
波に漂う舟のよに
君が柔手を我が肩に
ここには人目ないものを
いのち短し 恋せよ 少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお消えぬ間に
今日はふたたび来ぬものを