イギリスの音楽が好きでどんどん調べていくうちにこのバンドにたどり着きました
ケルト音楽なのですが、細かく分けるとアイルランド音楽、スコットランド音楽などあってそれぞれ独立したジャンルみたいです
ちなみにyoutubeのLunasa(ルナサ)はアイリッシュバンドです
以下wikipedia
日本では他のケルト圏の音楽と共にケルト音楽とまとめて呼ばれることも非常に多いが、アイルランド音楽はそれ単独でジャンルとして成立しており、またアイルランド人のアイデンティティーや文化に強く由来している性質上、こうした「ケルト」という括りを忌避する向きもあることは念頭に置いておくべきである。
ひとくくりにしたい気もしますが、アイルランド人の文化やアイデンティティーがなくなる恐れがあるみたいです
平和な日本では実感しにくい感覚かもしれません
ざっくりいうと、2000年くらい前にヨーロッパで栄えたケルト民族という民族がいました
優れた芸術や文化を持っていたのですが、その後台頭してきた他民族に滅ぼされてしまいます
しかしながら、アイルランドやスコットランド、フランスやスペインの一部ではケルト文化が大切に伝えられ、それぞれの地域で発展していきました
さらに18~19世紀ごろにヨーロッパからアメリカやカナダ(ケープブレトン島など)に移住したので、ケルト音楽はさらに広まっていきました
伝えられたケルト音楽をそれぞれ発展させて文化にしたんですね
同じ曲でも発展した場所(アイルランドやスコットランド)で曲調が違うみたいです
比較的アイリッシュミュージックはやさしい曲調ですが、ケープブレトンミュージック(カナダ)は激しい曲調です、おもしろいですね
もうひとつおもしろいところは、ヴァイオリンとヴァイオリンと一般的には言われてますが(当たり前ですが)ケルト音楽ではフィドルと言います
楽器自体は変わらず名称が変わります
これはクラシック以外のジャンルで使うことから、区別がつけやすくする為に名称が変わったようです
フィドルとヴァイオリンでは音の使い方も変わってきますので、そこがケルトミュージックの魅力でもあると思います
ケルトの伝統的な収穫祭の名称をグループ名に採用した(ルナサ)はベストアルバムを入れて8枚のアルバムを出しています
メンバーのそれぞれがソロで出していたり他のアーティストの作品にゲスト参加するなど、いわばプロ集団です
ケルトミュージック、アイリッシュミュージックの代表的なバンドと言えると思います