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「パルプ・フィクション」(Pulp Fiction)



クエンティン・タランティーノ監督の2作目で記念すべき作品
飽きるシーンが全くない作品で観てる時間を忘れます

第67回アカデミー賞1994年のアカデミー賞では7部門にノミネートされ、そのうちアカデミー脚本賞を受賞
カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞し、その他にも多くの賞を受賞しています

この作品に出てくる無駄話は本当に面白いです
タランティーノはよくもこんなに面白い話や会話が出てくるものだと感心してしまします

英語での会話も英語独特のリズムや雰囲気もあって楽しめますが(劇中でのFuck の使用回数は250回以上!)2回目はぜひ吹き替えで観てほしいです
豪華声優陣が役ぴったりの口調で冗談を言うのは、やはり日本語なだけあってわかりやすく笑えます
ジョン・トラボルタ(鈴置洋孝)サミュエル・L・ジャクソン(大塚明夫)ブルース・ウィルス(山寺宏一)など

黒髪ぱっつんのユア・サーマンがかわいいです(キルビルの金髪もいいですが)
youtubeはヴィンセントがボスの妻ミアの面倒をみてダンスに誘われるシーンです
踊る前のセリフでは「私は踊りたいの、優勝したいの、トロフィーが欲しいの、しっかり踊ってよね」と言っています
他にも「ヤクザ者も井戸端会議は中年女以上ね」など粋なセリフが多いです

売人がマッハゴーゴーのTシャツを着てたり、ブルースがホンダシビックの車に乗ったり、所々にタランティーノの親日ぶりが伺えますw

ウルフ役で出てくるハーヴェイ・カイテルは前作の「レザボア・ドッグス」でも登場していてニヤリとさせられます
タランティーノはよく自分の作品に自分を登場させてますが、今回もばっちり出てきます

以下ネタばれ(核心にふれているので未見の方は注意してください)
反転して見てください

この作品は時系列が異なっているので最初に見たときは本当に驚きました
なにせ、オープニングのシーンがエンディングにつながるのですから

ブッチが迷いながら次々と武器を持ち替えて最終的に日本刀に決めるシーンは笑えてきます

ブッチとヴィンセントが目が合ってヴィンセントを殺すシーンでなぜ少しためらったかと言うと、ブッチとヴィンセントはバーで一度会話しているため

ジュールスの聖書に文句は後半しか合ってないようです
最後のレストランのシーンでジュールスが仕事を辞めたので、ヴィンセントは一人で仕事をしてブッチに殺されます

奇跡を目の当たりにして神を感じ、更生たことで救われたんですね


この映画が与えた影響は計り知れません「ロックストックトゥースモーキングバレルズ」のガイリッチー監督は影響を受けてると思います、何回観てもおもしろい作品です

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