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カテゴリー「クエンティン・タランティーノ」の記事一覧

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「トゥルー・ロマンス」(True Romance )


1993年「トゥルー・ロマンス」(True Romance )

クエンティン・タランティーノ監督がすごく好きなのですが、中でもこの作品が大好きです

監督は「トップガン」で有名なトニースコットなのですが、脚本を手がけたのががタランティーノです
なんでもお金がなくて自分で映画を作れないのでトニースコットに泣く泣く脚本を売ったとか

映画の内容は紹介するとネタばれになるのでざっくりいうと、爽快な展開のロードムービーで暴力・ドラッグ・セックスなんでもござれなラブストーリーです
タランティーノらしい男くさい感じが映像からビシビシ伝わってきます

破天荒なストーリーですが音楽がハンスジマー(パイレーツオブカリビアンの人)でテンポよくセンスのいい音楽が流れます、youtubeのYou're so cool!がそれです
余談ですが、ダウンタウンの松ちゃんがやってる松本人志の放送室というラジオのOPテーマがこのYou're so cool!で、それがこの映画を知るきっかけでした

有名になる前の若いブラッドピットもちょい役で出ていて、今見たらかなり豪華な俳優陣ばかりです

とにかく開始15分で引き込まれること間違いなしです
主人公とヒロインの出会いが強烈すぎて、そこだけで一本の映画が撮れる勢いです

ただあまりレンタルショップに置いてなので、よかったらアマゾンをのぞいてみてください
この映画を見たらパーカの上に革ジャンを重ね着したくなります














トゥルー・ロマンス [DVD]



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「パルプ・フィクション」(Pulp Fiction)



クエンティン・タランティーノ監督の2作目で記念すべき作品
飽きるシーンが全くない作品で観てる時間を忘れます

第67回アカデミー賞1994年のアカデミー賞では7部門にノミネートされ、そのうちアカデミー脚本賞を受賞
カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞し、その他にも多くの賞を受賞しています

この作品に出てくる無駄話は本当に面白いです
タランティーノはよくもこんなに面白い話や会話が出てくるものだと感心してしまします

英語での会話も英語独特のリズムや雰囲気もあって楽しめますが(劇中でのFuck の使用回数は250回以上!)2回目はぜひ吹き替えで観てほしいです
豪華声優陣が役ぴったりの口調で冗談を言うのは、やはり日本語なだけあってわかりやすく笑えます
ジョン・トラボルタ(鈴置洋孝)サミュエル・L・ジャクソン(大塚明夫)ブルース・ウィルス(山寺宏一)など

黒髪ぱっつんのユア・サーマンがかわいいです(キルビルの金髪もいいですが)
youtubeはヴィンセントがボスの妻ミアの面倒をみてダンスに誘われるシーンです
踊る前のセリフでは「私は踊りたいの、優勝したいの、トロフィーが欲しいの、しっかり踊ってよね」と言っています
他にも「ヤクザ者も井戸端会議は中年女以上ね」など粋なセリフが多いです

売人がマッハゴーゴーのTシャツを着てたり、ブルースがホンダシビックの車に乗ったり、所々にタランティーノの親日ぶりが伺えますw

ウルフ役で出てくるハーヴェイ・カイテルは前作の「レザボア・ドッグス」でも登場していてニヤリとさせられます
タランティーノはよく自分の作品に自分を登場させてますが、今回もばっちり出てきます

以下ネタばれ(核心にふれているので未見の方は注意してください)
反転して見てください

この作品は時系列が異なっているので最初に見たときは本当に驚きました
なにせ、オープニングのシーンがエンディングにつながるのですから

ブッチが迷いながら次々と武器を持ち替えて最終的に日本刀に決めるシーンは笑えてきます

ブッチとヴィンセントが目が合ってヴィンセントを殺すシーンでなぜ少しためらったかと言うと、ブッチとヴィンセントはバーで一度会話しているため

ジュールスの聖書に文句は後半しか合ってないようです
最後のレストランのシーンでジュールスが仕事を辞めたので、ヴィンセントは一人で仕事をしてブッチに殺されます

奇跡を目の当たりにして神を感じ、更生たことで救われたんですね


この映画が与えた影響は計り知れません「ロックストックトゥースモーキングバレルズ」のガイリッチー監督は影響を受けてると思います、何回観てもおもしろい作品です

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「ジャッキーブラウン」(Jackie Brown)


ジャッキーブラウン1977年
エルモア・レナードの小説「ラムパンチ」をベースにクエンティン・タランティ―ノが監督・脚本した犯罪サスペンス映画

youtubeは本編のオープニングです
めちゃくちゃおしゃれです

クエンティン・タランティ-ノが初めて女性を主人公にした映画です
主役はタイトルのジャッキーブラウンなのですが、周りの役も魅力的でいろんな見方ができます

中盤からラストまでかなり緊張感があっておもしろいです
物語が進むにつれて役者さんの巧さがすごいです、特にロバート・デニーロのダメさ加減がw
ジャッキーブラウン役のパム・グリアも渋い演技で素晴らしいです
特典映像でタランティーノは「40代半ばにちゃんと見える女優を探していた」と語っています
パム・グリアは大人の女性の風格や哀愁もありますし、そこに惚れ込んだタランティーノは原作では主人公は白人でしたが、それを黒人に直して脚本を書いたと言っています

話もとても巧妙でいろんな視点から撮るところはやっぱりタランティ―ノらしいと思います
「パルプフィクション」より正統派な感じですが、そこがなおさら話の巧さや緊張感が際立っています

「チャンスがあるなら、そこにかけるべき」というのがすごい伝わってきます
やることは犯罪なので道徳的にはあれなのですが…w

タランティーノファンにはニヤリとしそうなシーンがたくさんあります
以下Wiki引用
・ジャッキーの購入したスーツは「パルプフィクション」でミアの着ていたスーツと同じもの。これは後に「キルビル」でエル・ドライバーが着ている。
・ジャッキーの車は『パルプ・フィクション』でブルース・ウィルスが乗っていたものと同じ車(ホンダシビック)。タランティーノがシビックに乗っていたことがあるらしく、彼の作品にはシビックが出ることが多い。
・裏設定では、パム・グリア演じるジャッキー・ブラウンは「パルプフィクション」のマーセルス・ウォレスの妹にあたるとされている
・タランティーノがジャッキー・ブラウンの留守番電話の声としてカメオ出演している。余談だが若き日のパム・グリアは少年タランティーノの自慰対象であったという。

言われないと気づかないですけど(とくに三番目は)ファンにとってはたまりません

メインテーマのボビー・ウーマック「110番街交差点」(Across 110th Street 1972年)が胸にしみます
ジャッキーブラウンの心境ととてもマッチしていて胸に響きます、タランティーノの音楽センスはほんとに凄いと思います

他のタランティーノ作品に比べたら少し地味な感じもしますが、いろんなキャラがそれぞれの思惑が行き来する素晴らしい作品だと思います

タランティーノ作品で一番ハラハラさせられた作品です

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